もともとの下地(野地板)は長きにわたって重さに耐えているため、傷みが出ている場合も多いので軒先などの木部調整を行います。木部調整とは建物の歪みを直すことです。歪みを修正することで、基礎となる下地を強固にし新築同様の仕上がりに繋がります。
次に、下葺き材を貼り付けます。紙フェルトとアスファルトルーフィングの2重張りです。危険な箇所は4重張りをする場合があります。
それから瓦桟木を取り付けます。
セメントで積み上げていく棟積は、セメント部分を出さずに面土と言われる素焼きの陶器でガードをします。セメント部が雨で流れていかないので、雨漏りも防ぐことができます。
他にも、神社・仏閣向けに自社開発の特殊箱棟で施工いたします。